映画「はだしのゲン」

漫画の実写版映画「はだしのゲン」を渋谷ユーロスペースにて鑑賞。
現在ユーロスペースでは、原爆関係の映画特集が開催されており、三國連太郎主演の作品が今日上映されており、熱い中出かけました。渋谷の街は午前中から熱風が顔を通り過ぎていくような猛暑。原爆を受けた広島、長崎の被爆者はどれほどの熱風を浴びたのか?そんなことを思い映画館へ。
映画はゲンが生き残って母ちゃんの出産を迎えるまでの話。
ゲンの父親は根っからの平和主義者で、当時は非国民と呼ばれる存在。今から見れば勇気ある父親ではあるのでしょうが、妻や子供たちにとっては大変な苦労を負うことになる。しかし、こうした勇気ある人間が存在すること自体稀有なこと。反戦を唱えることが戦時中はいかに難しいことかが分かります。
妻役の左幸子が、いいお母さん役を演じていて、好印象。
今日はこの辺で。