映画「シン・ゴジラ」

日本映画「シン・ゴジラ」を新宿TOHOにて鑑賞。
かつて昔のゴジラ映画を観た記憶もありますが、所詮子供だましと思いきや、本作はかなりの社会批判的な要素が盛り込まれています。
最初の火山爆発云々あたりは政府のもたもたぶりを描き、巨大化したゴジラは、イコール人間が制御できない原発を想像さえてくれます。こうした事態には、政治家や官僚は画一的な考えしかできないことを描き、主人公の矢口が先頭となって、変わり者集団が省庁から集められ、最終的には、最悪の核を核で撲滅する事態は避けられました。日本の硬直した政治、官僚の姿を描くとともに、暗に人間が制御できない原発や核の危険性を描きます。最後に薬液をゴジラの口から注入する場面は、福一原発の炉に水を注入したポンプ車を想像させてくれました。
なお、石原さとみが花として出演していましたが、ずいぶんきれいになったなあと感心してしまいました。演技の方は良く分かりませんが?
今日はこの辺で。