映画「母よ」、「ロブスター」

昨日は新宿シネマカリテにて「イタリア映画「母よ」鑑賞。中年ながらかなり美人の主演女優、マルゲリータ・ブイが女流映画監督として現場で苦労し、一方では愛する母親の介護で病院に通う日々をつづりますが、主題がいまひとつピンときませんでした。年老いた母親の面倒を主人公とその兄がみているのですが、兄は求職までしてこまめに面倒を見ています。この兄役が監督のナンニ・モレッティ。もう一人、女流監督が撮っている作品のために、アメリカから連れてきた主演男優役のジョン・タートゥーロがセリフもろくに覚えない役者で、監督をイライラさせる。最後は母親が亡くなって映画は終わりますが、何が言いたいのか?意味不明なところがありました。確かに介護離職が社会問題化されつつありますが、それを主題にしているわけではなく、何となく主題が見えにくい映画でした。
同じくシネマカリテで先週見た「ロブスター」はもっと意味不明な映画。独身者は45日間にカップルを捜して結婚しないと動物に変化させてしまうといってホテルのようなところに収容され、カップルを捜すのですが、皆必死に探す雰囲気が伝わりません。期限近くになって森に脱走すると、ことらでは逆にカップルになったら追い出されてしまう世界。
観ていて何が何だかわからず、ついうとうと居眠り。半分近く眠ってしまったでしょうか。全く無駄な時間を過ごしてしまいました。
今日はこの辺で。