29日から始まった年末年始の休暇も明日で終了。遠出は一切せずに近場で過ごしました。
29日は午前中大掃除の残りを片付け、午後は武蔵野館で「独裁者と小さな孫」鑑賞。
イランのモフセン・マフマルバフ監督が、独裁国家の崩壊により逃亡する独裁大統領とその孫の逃避行を描いた作品。イラン革命はかなり前ですが、ここ数年で起こった中東の民主化革命が多くの独裁者を追放又は殺害したのは記憶に新しい。そんな不安定な独裁国家の崩壊とその独裁者の逃亡をある種ユーモアを交えて描いた作品で、孫のかわいらしさと、独裁者のもとで育ったらどんな大人になるのか、空恐ろしい思いに駆られました。北朝鮮の金正恩の今の姿も、金日成、金正日のもとで権力を見せつけられて育った結果なのかもしれません。
30日は恒例の築地探訪。築地の年末は今年が最後ということで残念です。来年は豊洲で遠くなるので行くのかどうか?
31日は、これも恒例の高校サッカーを駒澤競技場で観戦。第一回戦の2試合を観戦しましたが、温かい日差しがさして気持ち良い観戦でした。
元旦は午前中に近所の菅原神社で初詣、その後にお神酒を頂き、午後からは新宿バルトで映画「海難」を鑑賞。1890年に実際に起きたトルコ軍艦の和歌山沖での遭難事故と、数少ない生存者を必死に助けた漁村の人たちの奮闘、そしてイラン・イラク戦争時の1985年、テヘラン脱出ができずにいた法人をトルコが飛行機を増便して助けてくれた二つの事象を取り上げ、日本-トルコ友好を高らかに謳いあげた作品。トルコが日本の重要な友好国であることを宣伝しているような、何となく国策映画っぽい雰囲気がありありでした。特にテヘランを脱出できず、邦人がたくさん残されてしまったのが、日本の自衛隊が自由に活動できないためであるかのような場面があり、集団的自衛権容認論議が起こりそうな内容。どうもすっきりしない映画でした。
2日は妻の実家に年始あいさつ。一人で少し飲みすぎたため、酔っぱらいました。帰りに福袋をゲットするため小田急デパートによりましたが、今年はなぜか福袋が見当たりません。どうしたことか?隣の京王デパートに行ってみるとこちらにはありました。奮発して2袋ゲット。やはり福袋はお買い得でした。
今日3日はギンレイホールで「マッドマックス」鑑賞。メル・ギブソンのシリーズから20年ぶりの作品ということですが、迫力満点な特撮映像。シャーリーズセロンが坊主頭になってアクション映画に奮闘しているのが印象的。すごい作品でした。
結局今年も映画中心の生活になりそうです。
明日は何をしようか今考えているところです。
今日はこの辺で。