映画「駈込み女と駆出し男」

日本映画「駈込み女と駆出し男」を新宿にて鑑賞。とある先輩から面白いとの情報を得て観たのですが、やはり好みは違います。不合格ではないのですが、あまりに期待が大きすぎたため、見終わった後の満足感はいまいち。
江戸時代末期の天保年間、質素倹約の水野改革時代、今でいうDV被害にあった女たちが駆け込んだ東慶寺という駆け込み寺を中心に、男に虐げられた女の姿を描く映画ですが、虐げられ方の描写はそんなにひどくはなく、男たちもそんなに怖いやつが出てこない映画。奉行になった悪役武士が最後に何か仕掛けると思いきや、あっさりとハッピーエンドの終幕。本当につらい女たちの姿はそれほどに描写されず、喜劇タッチの映画でした。
今日はこの辺で。