映画「シンプル・シモン」

スウェーデン映画「シンプル・シモン」をギンレイホールにて鑑賞。
アスペルガー症候群の青年シモンが、尊敬する兄のために、恋人を探すことに熱中し、そこから生まれる騒動と人間愛を描いた作品。
アスペルガー症候群という病名は聞いたことがあったのですが、具体的にどんな病気かの知識はなかったのですが、今回の映画鑑賞をきっかけに簡単な知識を得ました。主に自閉症としてその症状が現れる病気で、知的障害はないのですが、周囲との付き合いができないなどの症状があり、結果的に自閉症になることが多いようです。
映画でのシモン青年は、唯一の理解者である兄を尊敬し、その兄もまた弟思いなのですが、兄の恋人とはシモンはうまく付き合えません。シモンの影響で兄は恋人と別れ、弟は兄の恋人を探すのに奔走するのですが、恋人の意味も分からないシモンの行動に兄も愛想を尽かしてしまいます。
シモンはある女性と出会い、その彼女が兄の恋人にふさわしいと思い込み、二人のために最高の舞台を用意するのですが・・・・。
その彼女のキャラが最高によくて、彼女の顔がだんだん美人に見えてくるのは不思議な現象。彼女の気持ちのやさしさがそう見させるのでしょう。
女性のやさしさに初めて触れたシモンは・・・・・?
心をほっとさせる映画でした。
今日はこの辺で。