映画「シークレット・ミッション」

韓国映画「シークレット・ミッション」をシネマート新宿で鑑賞。
ドイツにはナチスホロコーストという映画の題材があるように、韓国にも分断国家という格好の題材があります。しかも現在進行形であることから、より一層の臨場感があります。
「シークレット・ミッション」もそんな分断国家の悲劇を描いたアクション。」レッド・ファミリー」という韓国映画がありましたが、それにきわめてストーリーが似ている作品です。
北朝鮮で過酷な訓練を受けて韓国に送り込まれたエリートスパイが、本国からの指令を待って、市民になりきって生活しているところは、「レッド・ファミリー」そのもの。そして自由な韓国の暮らしや人間関係にある種の憧れを抱いていくのも一緒。
超人的な体力と身体能力で並外れたアクションが展開されますが、それはこの映画の副題のようなもの。やはり、北朝鮮の闇を韓国側からとらえようとした作品なのでしょう。このような映画を見て北の人間はどう感じるのか?
フランスでイスラム過激派のテロが発生し、今日はフランス全土で300万人以上が参加するテロ反対デモが繰り広げられました。テロ国家として、航空機爆破や要人暗殺、拉致などを起こしてきた北が、イスラム過激派によるテロをどう見ているのかも興味あるところです。
今日はこの辺で。