映画「サイド・エフェクト」「ランナウェイ・逃亡者」

今年最初の映画鑑賞は、ギンレイホールで表題作二題。
サイド・エフェクト」は、精神科医をめぐるサスペンス。製薬会社の奥深い陰謀があると思いきや、すっかり騙されました。キャサリン・ゼタ・ジョーンズが女性精神科医役で大きな黒縁眼鏡をかけて黒幕的な役で出演していましたが、あのメガネではせっかくの美女も台無し。とこな役なのかそんな役なのか?
「ランナウェイ・逃亡者」はロバート・レッドフォードの監督主演作。1970年代初頭、日本には70年安保闘争があり、そこから多くの過激派が生まれ、多くの事件が発生し、そして最後は連合赤軍によるあさま山荘事件終結していきましたが、アメリカにも反ベトナム戦争を叫ぶ学生たちの大きな活動があったことを冒頭の映像で知りました。そんな中で資金集めのために銀行強盗を起こし、指名手配された複数の男女の逃亡生活と、無罪を立証するための男の行動を描きます。
かつてのニューシネマの旗手であったロバート・レッドフォードもしわ深い老人になりましたが、題材は彼にぴったしか。ジュリー・クリスティー、スーザン・サランドンの女優陣がいい味を出していました。
今日はこの辺で。