いじめ自殺報道

大津市の中学2年生自殺事件に関する報道が、半年たった今になって盛んに行われています。いじめ事件で先ず報道の標的にされるのは学校や教師、教育委員会であり、今回の事件に関しては学校側の対応が後手に廻った感は否めません。さらには警察も親が捜査するように依頼したにもかかわらず、門前払いした?ことから批判の対象になっています。
標的となった学校、教育委員会、警察は頭を下げたり、急に家宅捜索したりと、これまた格好のマスメディアの餌食となっている。
さて、こうした報道の中で絶対に報道されないのが、自殺生徒の家庭状況です。新聞やテレビ局等、大マスコミは決して家庭環境や親の状況は触れません。プライバシーに関わる問題なので当然でしょうが、いじめ自殺を誘引した要因の一つとして、家庭環境なども当然考慮されるべき問題です。
今後週刊誌等で出てくるかも知れませんが、親が果たして何も気づいていなかったのか?一番身近にいる親が察知して、本人と話し合うことが出来なかったのか?
今回の事件では当てはまらないかもしれませんが、家庭の責任もタブー視せずに、正確に報道されるべきだと思うのですが。
今日はこの辺で。