映画「裏切りのサーカス」

ウィークデーながら、株主優待券の期限が迫っているため、会社帰りに武蔵野館でイギリス映画「裏切りのサーカス」映画鑑賞。
土曜日にトム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」を鑑賞した後だけに、同じスパイ映画ながら、全く違う雰囲気。ミッションはやはりアクション映画の範疇で、裏切りはサスペンス。
ミッションがデジタルなら、裏切りはアナログ。
それにしても、よくこれだけ重厚な映画がつくれたなあ!と感心するほどの重厚さ。そして解りにくさ。一度見ただけでは、私の視覚と聴覚と脳味噌では何回で理解できませんでした。
イギリス諜報機関の幹部の中に「もぐら」=二重スパイがいるとの設定で、そのモグラを探し出す任務を帯びた元スパイが関係者を聴取し、最後は二重スパイがあがるのだが・・・・・
主役のゲイリー・オールドマン は、1958年生まれのまだ54歳のはずですが、60歳をとうに過ぎた初老のスパイを重厚に演じます。
犯人候補の幹部は皆年輩で、演技も重厚。全体に暗い画面と合わせて、陰鬱な雰囲気を醸し出しています。
機会があったらもう一回見てみたい映画でした。
今日はこの辺で。