本日、下高井戸シネマにて、イラク映画「バビロンの陽光」観賞。私としては多分イラク映画は初めての観賞。ただし、純粋なイラク映画ではないようですが。
サダム・フセイン降服3週間後、12年前に出征して消息のない息子を探しに旅に出た老母と孫のロードムービー。イラクはやはり砂漠の国。見渡す限り緑のない褐色の世界。ロード中に出会う親切と、絶望の広がり。イライラ戦争以来、行方不明100万人の現実を画面から強く学びました。
昨日は三軒茶屋で2本立て鑑賞。
「ジュリエットへの手紙」はイタリア、ベローナのロミオとジュリエットの舞台に張られる恋の思いに手紙を書いたことから生まれる二つの恋。どこかで見たと思ったらフランコ・ネロの懐かしい顔。
もう一本は「イップマン、葉門」というカンフー映画。単なるカンフー映画と思いきや、これがなかなか優れものの作品。小気味よいカンフーのリズムとボクシングとの対決は手に汗握る興奮。楽しい映画でした。
今日はこの辺で。