映画「武士の家計簿」とマーラー「巨人」

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本日は女房と映画とコンサート鑑賞。
映画「武士の家計簿」は、加賀藩経理係に当たる御算用者を主人公とした、一風変った時代劇。
幕末の加賀藩。百万石とはいえ、財政は厳しく、武士の家計も厳しい時代。そんな時代に、算盤ばかといわれるくらいに算術に長けた猪山直之を主人公に、藩財政と自分の家の収支を改善する話。
ただ、会計帳簿から藩の不正を暴いていくようなストーリーを予感したのですが、どちらかというと自分の家計の改善中心で、ホームドラマ的な要素が強い作品。最初の期待は若干裏切られたのと、御算用者としては石高の多い武士でありながら、家計破綻していたというストーリーも無理があるような。
それでも、ほんのりとした出来栄えで、楽しませてくれる作品でした。
昼食を挟んで、新宿文化センターにて新宿交響楽団定期演奏会マーラーの「巨人」を聴く。クラシックには全く造詣はありませんが、最後の第4楽章の盛り上がりはすばらしいもの。楽団員の皆さんはそれぞれに仕事を持ち、そのなかで練習を重ねているのでしょうが、素人楽団とは呼べない出来栄え?
年に2回の定期演奏会だけは今後も機器に行こうと思っています。
今日はこの辺で。