映画「最後の忠臣蔵」

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師走の風物詩でもある忠臣蔵。特に12月14日の討ち入りの日は、私たち夫婦の結婚記念日でもあり、忠臣蔵には親しみがあります。そんな忠臣蔵のちょっと変った側面を描いた「最後の忠臣蔵」を鑑賞。
役所広司が扮するのは、大石内蔵助の命により、大石の山城時代の側女とその子を守る役柄。結果的には裏切り者扱いされてしまう役。そして、佐藤浩一が扮するのは、討ち入りには参加するものの、四十七士の家族を面倒見るように大石から言い付かった武士。
息女を立派に育て上げ、嫁がせるまで決して身を明かさない武士のたくましくも悲しい役柄は、「十三人の刺客」とは全く違った役柄であり、役所広司の面目躍如。
最後の切腹場面も、そこまでしなくても、とつい叫んでしまいたいような気持ちになりました。
忠臣蔵という題材には、無限のドラマが隠されているような可能性を感じさせる映画でした。
勿論知らず知らずに涙がこぼれ出て止まりませんでした。
今日はこの辺で。