映画「義兄弟 SECRET REUNION」

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昨日は、14:00から新宿文化センターで、「ジューン・エコー女声合唱団」の美声を鑑賞。いわゆるママさんコーラスグループの30周年記念コンサート。30年も続けてきたことには感服。しかしながら、あまり新陳代謝がないのか、「おかあさん」ではなく「おばあさん」の域に達した方がほとんどのような構成。時代の変化というか、専業主婦が少なくなり、コーラスグループに入ってくる若い女性が少なくなっている事情があるのかもしれません。これは私の想像だけですが。
コーラス鑑賞の後、韓国映画義兄弟 SECRET REUNION」鑑賞。北朝鮮の砲撃があった韓国ですが、北のスパイ活動と、非情な裏切り者への報復行為を生々しく描くとともに、男の友情を描いています。
日本にも拉致問題があるものの、現実的に北に向き合っているのは韓国。そこでのスパイ活動は想像を絶する非情さがあるのかもしれません。映画では先ず、金正日のはとこの脱北者を狙う工作員の非情なまでの殺戮場面が映し出され、度肝を抜かれます。これが現実なのか?と。
その後は警察を首になった男と、北を裏切ったと誤解された男の友情が深まっていく描写。ここには同じ民族の親近感が生まれています。
大韓航空機爆破事件や、ラングーン爆破事件が、金正日登場時期に発生したのと同じく、今回の砲撃事件も、金正恩が後継に決まったこの時期に発生したのは単なる偶然ではないでしょう。
政府のリスク管理が問題になっていますが、こうした先制攻撃のようなものは、本来敵の隙を狙って起こすもの。それでは日本に砲弾が降ってきたらどうするのか?米軍がすぐにでも反撃してくれるのか?自衛隊が反撃するのか?自衛のために反撃は可能か?
やはり疑問だらけの今の日本の防衛体制です。
今日はこの辺で。