厳しい雇用情勢

本日は、一日中会社の採用面接。通年で毎月募集広告を出して、毎月面接を実施しています。
私の勤める会社の業種は、介護と同じように、社会的には極めて重要なのですが、その低賃金が故に、景気のいいときであれば若い人には皆見向きもされない業種。しかしながら、昨年のリーマンショック以降は様相が一変し、応募者が激増しています。
今日は千葉方面の求人でしたが、2~3名の採用枠に30名以上の応募がありました。その中から17名名の面接を実施。
面接の中で、応募者から現在の求人情報を聞いたりするのですが、製造業関係の求人は壊滅状態。というよりも、更にリストラが進んでいるようです。工場で働いているのは、最早8割以上がフィリピン等の外国人労働者。雇用が奪われているようです。したがって、今まで工場が雇用を吸収していたのですが、それがなくなり、田舎へ行けば行くほど求職難が鮮明です。
今まで50歳以上の方しか応募がなかったこの業界も、若い人がたくさん応募してきています。しかし、これから結婚して子供を作っていくというライフパターンを考えると、採用しずらいのも事実。
デフレスパイラルが進行する中、雇用が奪われ、生活が成り立たなくなっていく今の社会を、どうしたら変えていけるのか?
面接しながら暗く重い気持ちになった一日でした。
今日はこの辺で。