映画「懺悔」、「BOY A」

マイナーな映画が2本鑑賞。
「懺悔」はソ連邦崩壊前の1984年のグルジア映画。グルジア映画なんて見る機会はまずないでしょうが、これが上映されること辞退奇跡に近い出来事です。勿論、当時グルジアソ連の一地方。スターリンを髣髴とさせる、とある町の市長が、危険分子とみなされた市民を逮捕監禁し、粛清するという怖い話。そんな中にもチャップリンを思い出させるような喜劇調な場面も見られ、不思議な映画でした。150分近い大作ですが、それほど時間を感じさせない面白さがありました。
もう一本は、日本で言えば神戸の「少年A」のような少年が社会復帰するものの、犯罪歴が表面化し、行き場を失い、最後は自ら命を断つしかなくなる悲しい話。重大犯罪を犯した少年の社会復帰が如何に難しいか?それは世界のどこの国でも事情は同じであることを再認識しました。
今日はこの辺で。