桜庭一樹「荒野」

選挙が近く、しかも民主党が圧倒的に有利な状況下、突然小沢代表の秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕され、政局の行方が更に混迷を深めています。岩手で圧倒的な政治力を持つ小沢一郎に、悪名高き某準大手ゼネコンが、巧妙に政治献金をしていたという疑惑。
確かに今までは自民党の議員が逮捕されることが圧倒的に多く、今回だけ国策捜査だの陰謀だのと言われる検察も心外でしょうが?
話は変わって、直木賞作家桜庭一樹の受賞第一作?「荒野」。12歳の中学1年生から16歳の高校1年生までの少女荒野の成長の記録。荒野の家族や、周りの人たちがとても個性的に描かれ、少女の成長がみずみずしく描かれます。こんな小説を読んでいる中年男もあまりいないでしょうけど。
ところで、それぞれ子供のいる者同士が再婚した場合、それぞれの子供は兄弟になりますが、その子供が男と女で、恋をして結婚する場合、戸籍はどうなるのでしょう?
今日はこの辺で。