不知火京介「マッチメイク」読了

先週は飲み会続きで夜が遅く、おまけに台風も襲来したので(あまり関係ないか?)、ブログの書き込みをサボってしまいました。
台風に関しては、久しぶりの関東直撃で、東京周辺は大混乱。私の住んでいるところは水害の被害は心配が無く、強風もそれほど心配ないのですが、やっぱり交通機関の乱れには影響を受けます。金曜日の出勤は20分ほど遅刻しましたが、それでも他と比べればいいほうだったようです。
先週は不知火京介「マッチメイク」を読みました。2003年の江戸川乱歩賞受賞作で期待して読んだのですが、内容はいまひとつ。プロレスの社会を描くと言う特異性は認めますが、推理小説としてはまだまだと言うべきか。
プロレス団体の会長で、現役レスラー兼国会議員が殺され、さらにもう一人のレスラーが殺されると言う連続殺人事件を、高校卒業後間もない新入りレスラーが推理していくと言うストーリー。
この小説を読んでる最中の先週の朝日新聞の夕刊に、プロレス出身レスラーの政治参加について記事がありました。(新人国記?)
アントニオ猪木を草分けとして、何人かが国会議員や地方議員として活躍しています。(猪木は引退済みですが)
何故彼らが議員になるのか?勿論アントニオ猪木の影響が一番大きいのでしょうが、それだけでなく、プロレスにエンタテイメント性があるからではないかと、私は思いました。政治は一種のショーであり、善人が悪役を倒すと言うショーマンシップあふれるプロレスとあい通じるところがあるからではないかと思うのですが。
今日はこの辺で。