唯川恵「肩越しの恋人」読了

唯川恵直木賞受賞作「肩越しの恋人」を読み終えました。萌とるり子という幼馴染の女友達が、交互に主人公となり、自分の気持ちを語っていくお話。
何とも魅力的な二人の女性ですが、かんな奔放な女性が本当にいるのか?何て思うのは私自身が古い人間の証なのか。
どちらの女性も魅力的で、自由奔放な生き方をしていて、男の私でもうらやましくなりますが、女性にとっても魅力的な生き方をしている二人なのか?よく分かりません。
最後に16歳の少年の子供を宿る萌が、私としては心配になりますが(どうやって暮らしていくのかと言った切実な問題で)、あまり心配しない方が小説の世界はいいのかもしれません。
この作品は丁度今ドラマ化され、今日も放送があります。どんなドラマになっているのか?ちょっと観てみることにしましょう。
話は違って、政局がらみですが、昨日やっと赤木農相が首を切られました。自分から辞めた様なことを言っていますが、更迭は明らか。それにしても遅きに失したのは確か。
安倍総理は赤木さんに対して「あなたはまだ若いから一から出直してはいかがか」と言ったとのことですが、安倍さん自身もまだ52歳で、政界ではまだまだ若い方。誰か安倍さんに同じことを言う人はいないのか?
今日はこの辺で。