社会保険庁はどこへ

今日は朝から不安定な天気。息子の運動会も、私のウォーキングも昨日の土曜日で本当に良かった。昼前からは激しい雨が降り出し、家に閉じ込められましたが、幸い2時ごろには止み、久々に仙川のゆけむりの里までウォーキング。そして、お風呂でたっぷりと汗をかいてきました。
午前中は報道番組で社会保険庁年金問題コムスンの不正申請問題でもちきり。コムスンについては、折口会長がテレビ番組をはしごして、盛んにいい訳じみたことを言っていました。「お客様のことを考えて」という決まり文句で不当なことをしてしまったという、何とも通りのよさそうであいまいな回答には怒りがこみ上げてきました。「介護を食い物にした」ことも一部認めていましたが、もっとはっきりと「利益が上がらなくなったのでやった」と言えばよっぽどすっきりして分かりやすい回答であり、潔くもありました。いくら立派な理念を言ったところで、いかにも見え透いています。早く介護分野から退場すべき人でしょう。テレビで低姿勢をとったストレスを、会社に帰ってからどんな形で発散しているのか?想像しただけでも恐ろしい気がします。
続いては宙に浮いている年金と社会保険庁問題。先ず頭にきたのが、歴代社会保険庁長官の長官退職後の渡りと呼ばれる天下り。そこには何の存在価値があるのかと首を傾げてしまうような名前の特殊法人、財団法人があり、そこに数年いて数千万円の報酬と退職金が支払われていました。これらの法人は全て役人の天下りのためのものであり、存在価値などほとんどないに等しいようなものでしょう。そこで働く元役人やプロパー社員が、果たしてどんな仕事をしているのか?どんな付加価値を見出しているのか?どんな価値観を仕事に感じているのか?是非問いただしてみたいものです。そして、あなたが勤めている法人がなくなったら社会的に困ることがありますか?と尋ねてみたいものです。
かつて社会保険庁では、年金番号一元化の際、入力を1日5,000字?までに制限することで労使が合意し、それ以上は打ち込まなかったというような記事もありました。労使馴れ合い、いい加減な作業。所詮は自分たちとはあまり関係ない厚生年金や国民年金のことだから、といった他人事的な発想があったのではないのか。この際は、徹底的に膿を出し、その上で解体すべきでしょう。職員には危機感を与えることも必要ですし、トップ経験者には過去の責任劣ってもらうのが筋でしょう。
今日はこの辺で。