県庁の星

昨夜は映画の日で遅くなたためブログ休みました。その映画ですが、「県庁の星」を見てきました。いつもの様に新宿思い出横丁のチケットショップでチケットを求めました。新宿文化シネマ限定1,100円のチケットを買い、映画館に向かいました。織田雄二主演の評判の映画でもあり、混んでいるかと思いましたが、中はがら空き。ちょっと拍子抜けしました。金曜の夜は皆さん映画を見ないのか、それとも評判倒れの作品なのか?戸惑いました。
作品の中身ですが、まあまあの出来でしょうか。70点の及第点程度。織田雄二よりも柴崎コウの方が光り輝いていたと感じました。ただ、如何にスーパーにパート社員が多いとはいえ、パート社員があそこまでお店のことを考えているのか?ちょっと首を傾げましたが。
さて、映画の主題である官民の認識の差、官民格差ですが、役所の人間がこの映画を見たらどう感じるのでしょうか。私が6年間住んだ大阪市で、昨年から職員厚遇問題が発覚し、全国に飛び火しました。更に小泉さんの郵政解散・総選挙ならびに小泉改革で、郵政公社社員及び役人が槍玉にあがっています。しかし、彼ら役人は国や県、市町村に守られ、売り上げや利益に汗水流すことは泣く、失業の心配もありません。平成の大合併により多くの市町村に余剰人員が生まれているはずですが、彼らがリストラされたという話も聞きません。(議員定数は削減されていますが)なおかつ、長期の不況で官民の所得格差も広がりました。私は、役人にも労働三権を完全付与し、売り上げと利益目標を作り、必要があればリストラも出来る制度を作るべきではないかと思います。たまに用事で区役所などに行くと、カウンターの中にはごまんと公務員がおり、その上アルバイトのおばちゃんなどもいると聞きます。どう見てもそんなに仕事があるようには見えません。
いろいろ愚痴めいたことも書きましたが、「県庁の星」にもあったように、役所が民間の上にいるようなことでは決していけないと思うのですが、いかがでしょうか。
今日はこの辺で。