天才作家

昨日は酔って帰って、すぐに見たいテレビドラマがあったので、日記を書きませんでした。見たかったのは「百夜行」。今最ものっている作家、東野圭吾作品のドラマ化です。
百夜行は東野圭吾作品の中でも最もファンの多い人気作品でしょう。私も2年ほど前に読んで何ともいえない読後感にとらわれたことを覚えています。2段書きで500ページ近くある長編ですが、決して長く感じさせない魅力を持っていました。その後彼の代表作はほとんど読みましたが、その発想力、豊かな才能には驚くばかりです。
たまたま昨夜は松本清朝の「けものみち」もテレビで始まりました。私が最初にかぶれたのはその清朝作品でした。いわゆる社会派推理小説で一世を風靡した大作家ですが、彼も決して読者を裏切らない、大作家にふさわしい作品を多数残しましたが、東野圭吾もそれに劣らないすばらしい作品を現在進行形で残しています。百夜行と同系統の「宿命」や「幻夜」、発想豊かな感動作の「秘密」、「放課後」、「トキオ」、「手紙」、軽いタッチの「探偵ガリレオ」、「名探偵の掟」などなど。そして最新作の「容疑者xの献身」は2005年ベストワンであり、直木賞間違いなしと思われます。もしこの作品が直木賞を受賞しなかったら、直木賞の権威は地に落ちるといっても過言ではないと断言したいと思います。
なお、直木賞については明日また書きたいと思います。
今日はこの日記を途中まで書いて2回誤操作で消してしまい、3度目の正直です。
それではこの辺で。