豪雪に思う

大変な豪雪である。豪雪で苦しまれている方々には、本当に「ご苦労様」としか言えません。私は今東京に住んでおり、豪雪地帯の皆さん方のご苦労を本当の意味では理解できないと思っていますが、「もういい加減にしてほしい」という方の気持ちは十分 に伝わってきます。
今日のNHK「クローズアップ現代」でも解説者が言っていましたが、地球温暖化のひとつの現象として豪雨・豪雪があるとのこと。確かに最近の日本の気象は、5月には亜熱帯性の蒸し暑い気候が始まり、10月ごろまで続きます。そしてすぐに寒くなれば最もすごしやすい春秋は非常に短くなっています。
人間が活動しやすいのは、やはり中間期であり、その意味で日本人の活動が次第に鈍っているともいえるのではないでしょうか。そのひとつの例として、少子化があげられます。人間の性生活が活発化する春秋が短くなっていることから、子作りのための営みが減少し、少子化に繋がっている?(これは冗談でした)
さて、豪雪の中で地域社会は機能しているのでしょうか?高齢化した世帯にとって雪下ろしは大変な重労働で困難が伴います。こんなときにこそ地域のコミュニケーションと助け合いが必要となりますが、そのシステムがちゃんと機能しているのでしょうか。
地域社会の崩壊が叫ばれて久しい今日この頃ですが、過疎地域に限らず、私たちがもっとも大切にしなければならないもののひとつが、隣近所とのお付き合いなのではないでしょうか。