連休を終えて

タイトルを変えて、再開します。
年末年始の連休から2日間の勤務を経てまた3連休。長いようですがあっという間に過ぎた連休でした。
この3連休はウォーキング三昧。三昧というと贅沢したように聞こえますが、他にやることがないのでただ歩いただけですが。
7日は八幡山から烏山川緑道を経て三軒茶屋まで。8日は上石神井から千川上水玉川上水を経て吉祥寺まで。そして今日は井の頭公園から仙川を経て仙川駅まで。いずれも10キロ強の距離でした。
家が下高井戸なのでそれぞれ出発点までは電車で行き、帰りも電車で帰る工程です。このコースはすべてインターネットのホームページ「緑道あるき」を参考にしております。当該ホームページには感謝しております。
さて、私のウォーキングの最大の楽しみは、到着地で「一杯」にあります。三軒茶屋では餃子をつまみに一杯、吉祥寺ではいせやの焼き鳥で一杯、仙川ではスーパー銭湯に入ってその後一杯。どれも最高でした。
今日やっと年末に借りた本を読み終わりました。地下鉄サリン事件の被害者の手記を集めた「それでも生きていく」です。何年か前に村上春樹の「アンダーフラウンド」を妻に勧められて読んだときも、衝撃を受けましたが、事件後10年以上経って今回これを読んで、再度考えさせられました。正月に桶川ストーカー事件を扱った「遺言」を読み感じたことですが、警察をはじめとした「お上」は、事が起きなければ動かない、おきたらおきたで責任逃れをする。そんな体質が常に垣間見えます。サリン事件では今もたくさんの人が苦しんでいます。中でも重度身障者になってしまい、家族にも大きな負担がかかっている方もおられます。なんともやりきれない、重い気持ちが残りました。そして一番重い言葉は、「被害者の気持ちは被害者でなければわからない」という被害者の言葉です。私を含めて、社会一般がもっとやさしい空気を作っていかなければならないことを痛感しました。
今日はこの辺で。