信州、東北旅行紀1

大人の休日倶楽部パスを利用した温泉旅行、今回は信州の2温泉と宮城松島地方への旅。
初日の1月24日(木)は、新宿発8:00おスーパーあずさ号に乗り、目的地の南信州昼神温泉へ。
私自身も長野県佐久の生まれで18歳まで住んでいましたが、南信地方には全く縁がなく、行ったことがありませんでした。今回計画を立てる中で、飯田近くに昼神温泉があることを知り、訪れることにしました。スーパーあずさ号を岡谷で下車、初めての飯田線に乗車。岡谷から辰野まではJR東日本、辰野以南はJR東海になります。したがって、辰野以降は電車賃が発生、これも実は初めて気づきました。
飯田線は間違いなく信州のローカル路線で延長距離も長いことから、各町での乗降客もそれなりにはありますが、すべて各駅停車のため、今回は岡谷から天竜峡まで約3時間の旅。左に南アルプス、右に中央アルプスの峰々を見ながらののどかな旅、途中の否、駒ケ根、飯田の各市を通って静岡との県境に近い天竜峡駅にようやく到着。2時少し過ぎに着いて旅館の送迎車が4時ということで、ゆっくりと天竜峡観光。天竜川の深い谷沿いに遊歩道があり、そこを散策。平日ということで出会った観光客は女性一人だけ。ライン下りの船も開店休業の状態でした。散策は40分ほどで終わってまだ時間があるなあと思っていたところ、公共の温泉があり、さっそく利用することに。寒いながらもアップダウンのきつい散策道を歩いたため下着はびっしょり。グッとタイミングでした。温泉の名は「若返りの湯」。お湯に浸かると肌がトロンとなる、まるでウナギの湯のような気持ちよさ。これは拾いものでした。
ちょうどいい時間になったところで、駅に向かい送迎車も来たので昼神温泉にGO。
20分ほどの乗車で昼神温泉郷に着、本日の宿「鶴巻荘」にチェックイン。
この宿はかつては公共の宿だったようですが、今は民間が運営。HPにも「公共の宿」を強調しているところがありますが、これは疑問。逆効果のような印象。今は民間の方がサービスもいいのが普通ですが、公共という売り文句が安心感を与えるのか。
さっそくお風呂に入ることに。ここのお風呂の最大の売りは、洗い場が畳敷きのところ。これは私も初めて。タイルや石と違って柔らかさは抜群。気持ちのいいお風呂でした。鶴巻荘の隣には公共の浴場もあり、そこも含めて都合5回の入浴で体重も66圓魍笋蟾?澆泙靴拭
夕食は鯉の旨煮を満喫、ただし全体の料理の量、質はいまいちか?2泊目3泊目があまりに素晴らしかったため印象が薄くなりました。また、当日の宿泊客は私だけ(食堂にはもう一組分の食事がありましたが誰にも会うことがなかった)。翌日送迎車で話を聞いたところ、今年は昼神温泉自体でお客さんが大変少ないとのこと。リニア新幹線の駅が飯田近くにでき、昼神温泉の期待も大きいようですが、東京からわずか40分で飯田についてしまうため、どれだけ観光客が集まるのか、心配でもあるといっていました。
今日はこの辺で。