映画「ツナミ TSUNAMI」

韓国映画「ツナミ」を韓国文化院で鑑賞。
この映画で唯一評価できるのは、3.11東日本大震災の2年前の2009年に製作されていたこと。日本海でも巨大津波が来ることをデータから予見する科学者、それに耳を貸そうとしない幹部という構図は、日本の政府や学会、企業の言い分の一緒。それが現実となって、プサン二大ツナミが襲撃する。
映画は、かつてツナミで恋人の父親を死に追いやったと思っている男とその恋人、ツナミを予見して訴える科学者と、再開発事業計画にまい進する妻などのエピソードが、ユーモアを交えて描かれる。そしてついに巨大津波が襲うことになる・・・・・。
映画の出来ははっきり言って平均以下。ツナミの場面のCG映像が漫画チックで現実感がない。3.11の実際のツナミ映像を見ている人には、何とも物足りないのですが、3.11前のこの映画を観ていた人には、何か思うことがあったかもしれません。
今日はこの辺で。