映画「嘆きのピエタ」

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四谷三丁目にある韓国文化院、ハンマダンホールにて韓国映画「嘆きのピエタ」鑑賞。
韓国文化院は、自分がギンレイホールで映画鑑賞し、飯田橋から市ヶ谷、四ツ谷を経由して新宿までの散歩コースの終点近く、新宿御苑の少し手前の新宿通り沿いにある韓国の施設。ここで年間を通して韓国映画が上映されており、何度か抽選に申し込み、鑑賞させていただいています。
昨日23日の木曜日19:00から、キム・ギドク監督作品「嘆きのピエダ」を鑑賞しました。キム・ギドク監督はこの作品でベネチア映画祭金獅子賞を獲得した記念すべき作品。ところがyahooレビューを見ると賛否両論に分かれる作品。パスするか迷いましたが行くことにしました。
生まれながらに天涯孤独な主人公は、今も孤独で冷血な借金取り家業。法外な利息を取る闇金に雇われた取り立て屋で、零細な町工場に金を貸して厳しい取り立てを行い、返せない相手を平気で障碍者にして保険金で返済させる家業をしている。ある時そんな彼の前に、彼を生んですぐに捨てたという母親が現れ、しつこく謝り、付きまとう。そしていつか彼はその母親と名乗る女に甘える人間らしさを取り戻していくのですが、その母親は実は・・・・。極悪非道な取り立て屋が母親の愛情に傾いていくのが唐突で理解しがたい云々のレビューがあり、辛い評価も多いのですが、自分的には見て損はない作品でした。特に母親役をやっていたベテラン女優さんが魅力的で、気迫のこもった演技が印象に残る作品でした。
今日はこの辺で。