映画「ロクヨン後編」

映画「ロクヨン後編」を封切初日の今日鑑賞。前後編の映画だと、前編を見るとどうしても後編が見たくなるのが心情。逆に前編を観ていない人は、後編だけ観に行く気にはなれないかもしれません。その辺は映画会社の見込みの難しいところですが、この作品は成功したのか。
私の場合は、前編もそこそこ見せてくれたので早速の鑑賞となりました。
前編は専ら警察内部の権力闘争や警察広報と記者クラブとの葛藤が中心でしたが、後編は犯人逮捕の家庭が描かれます。それでも「ロクヨン」の見どころである組織の葛藤もかなりの部分挿入されており、横山秀夫らしさが出ています。
警察内部の問題で犯人と思しき容疑者を釈放するのは理不尽ですが、最後は佐藤浩市扮する広報官が、犯人を追い詰める場面が用意されていました。
NHKのテレビ版との比較がされていますが、映画はどうしてもお金を払って真剣に観る分、採点の辛い人はテレビ版を推奨しますが、私はやはり映画版をお勧めします。
今日はこの辺で。