映画「杉原千畝」

日本映画「杉原千畝」を地元下高井戸シネマで鑑賞。下高井戸シネマは、1スクリーンですが、1日に違った4本の映画を上映するという変った映画館。100席程度の小さな映画館ですが、そんな工夫を凝らして、結構お客さんが入っています。
杉原千畝は戦前の外交官で、リトアニアの領事館で、ナチスドイツに割譲されたポーランドからのユダヤ人難民にビザを発行して、多くのユダヤ人をの命を救い、戦後イスラエルから表彰され、日本でも死後にやっとその名誉が回復された経歴の持ち主。
日本政府の許可を取らずに、領事としての特権を使い、勝手のビザを発行するなんて考えられないことですが、そんなことをする日本人がいとことは、日本人としても大いに誇りに思えることであり、日本のシンドラーといわれるゆえん。
外交官には駐在する国で多くの特権があるとのことですが、それだけの権限を有するということ。今の世の中でできることなのかはわかりませんが、外交官として、そして人間としての矜持をもって、平和のために尽力する外交官が生まれることを大いに期待したいところです。
今日はこの辺で。