リトアニア映画「サンタ」

今、東京フィルムセンター(京橋)で、ヨーロッパ映画が上映されています。ヨーロッパ映画というと、ほとんどがイギリス、フランス映画。たまにイタリア、ドイツ映画があるくらいで、その他の国の映画で日本んで上映される作品は限られています。今回の企画は、いわゆるメジャーな国の映画ではなく、北欧や東欧などのレアな映画が中心。
本日はリトアニア映画「サンタ」を鑑賞。リトアニアについての知識は、いわゆるバルト三国の一つで、旧ソ連邦ではありましたが、ソ連崩壊後いち早く西欧の仲間入りをした、どちらかというと自由民主的な国というイメージくらい。そして三国とも人口の少ない小国です。
上映開始前に係りの方から字幕について説明がありました。封切作品であれば字幕製作者が映画の意味を介して、日本語にうまく訳すのですが、この作品は元々日本語字幕がなく、大使館のスタッフ等が急ごしらえで字幕を作ったとのこと。そのため、わかりずらい訳があることをご承知下さいとのこと。
さて、作品はというと、役者さんの言語はほとんどが英語。たまにリトアニア語が出てくる程度。字幕づくりはそんなに大変ではない等に感じたのですが、やはり素人さんが造った字幕。違和感のある字幕が何カ所もありました。
リトアニアからフィンランドに幼い息子と遊びに来た?シングルマザーが、彼女に好意を持った男性と仲良くなります。その後帰国した母子ですが、子供が癌にかかっていることがわかり、彼女はフィンランドの男性に助けを求めます。しかし、いくつかの葛藤があり・・・・
何故彼女が男性に頼ったのかの説明がよくわからなかったのと、彼女の妹が突然現れるのも不可解でした。ということで、何か中途半端な感覚を持ったのですが。
今日はこの辺で。