映画「メイジーの瞳」「美しい絵の崩壊」

7日の土曜日に映画二題鑑賞。まずギンレイホールで「メイジーの瞳」鑑賞。両親が不仲で離婚し、母親と父親の間を行ったり来たりさせられる幼い娘メイジーの何と見言えない不安感を子役の少女がうまく演じていました。親権を両方共が主張するにもかかわらず、本当に面倒を見る気があるのかどうかを疑いたくなるような両親。その両親が離婚後に再婚した若い男女が、最後はメイジーの親代わりになるような格好で映画は終わりますが、この若いカップルがとてもいい感じの役者さんでした。
「美しい絵の崩壊」は、若い母親同士が親友で、その息子も親友同士。その母親と親友の母親の息子が、両方とも恋愛関係になってしまうという、不条理な話が展開します。ここで描かれるのは、中年の母親になっても女の性の欲求が消えないこと。不条理的な映画ですが、人間の性の欲求を感じました。
今日はこの辺で。