「韓国の反日につけるクスリはあるか」講座

拓殖大学の国際講座聴講。本日のテーマは「韓国の反日につけるクスリはあるか」。朝鮮問題専門家の荒木和博教授の講義。拓殖大学国際講座の講師陣は、前防衛大臣森本敏をはじめ、ほとんどが日本の軍備力をもっと強くして、防衛力を強化することが安全保障上必要、といった論客ばかりで、あまり好きではないのですが、セウォル号沈没事件などもあり、久方ぶりに面白そうなので行ってみました。
講座の要旨は、韓国の国民全体としては、日本への旅行客も多く、それほど反日ではないが、マスコミが相当半日をあおっていることが大きく、残念ながら次第に日本嫌いが増えているようです。ただし、セウォル号事件などがあると、日本を見習えと言った風潮も出てきて、複雑な反日であるようです。
従軍慰安婦問題で、韓国の日本大使館前では連日反日的な人が集まるようですが、それも極めて狭い範囲であり、その他の場所では反日などを感じることはまずないとのこと。
私は、いま日本で起きている在特会などのヘイトスピーチやじりじりと広がっているというネット右翼の存在の方が恐ろしさを感じます。荒木さんは触れていませんでしたが、むしろ、この恥ずべき行為をまずは日本自らがやめるべきではないかと思います。
こんなことをしていては、韓国でも「日本の半韓につけるクスリはあるか」講座が行われそうです。
今日はこの辺で。