台湾旅行記(1)

3月22日(土)~25日(火)の三泊四日の日程で台湾旅行に行ってきました。今回は珍しく女房と一緒の旅。台湾は約30年ぶりの訪問。確か台北のみ二泊三日の旅だったと記憶していますが、今回は台北到着後、台中へ向かい、台中で一泊、翌日は台南経由で高雄に行き、高雄で一泊、翌日は新幹線で台北に向かい、台北で一泊、最終日の午後の便で帰国というスケジュール。
かなりタイトなスケジュールのため、バスによる移動が多く、観光地での散策は時間に追われる感じで、忙しい4日間でしたが、それなりに楽しい旅行となりました。
かつては日本人観光客が圧倒的に多かったようですが、現在は日本人100万人に対して中国本土の人が500万人とのことで、どこへ行っても中国人の観光客でいっぱい。ガイドさんの説明によれば、中国人観光客のマナーが悪いため、喫煙の法律などができて、街も大分きれいになってきたとのこと。
さて、台湾といえば日本とのつながりが深い国。現地のガイドさんはなかなかの博識(インテリ)な方で、台湾と中国、そして日本との歴史的な話がたくさん聞けました。
台湾における蒋介石の地位、蒋介石毛沢東の関係や、故宮博物館の展示物がどうやって台湾に来たのか、あるいは文革によっていかにたくさんの文化財が破壊されたことなど、興味のある歴史的な事実(?もあり)も聞けました。
台湾の人口は2,300万人ですが、国土面積は九州程度。しかも三分の二は山岳地帯のため、土地が少なく、土地の値段がべらぼうに高いとのこと。バスで移動して、車窓を眺めても、日本のように戸建集宅は皆無で、マンションなどの集合住宅のみ。そのマンションも、台北などの都会では日本以上に高額な坪単価で売られ、中国人が投資用としてキャッシュで買っているとのこと。
台湾にもセブンイレブンファミリーマートがあり、何件か店に入りましたが、値段は日本とほとんど変わらず、むしろ高いものも多い感じがしました。30年前はまだ日本との所得格差がありましたが、今ではほとんどない感じです。
旅行記の続きは翌日以降とします。
今日はこの辺で。