土日の楽しみ

土日やアフター5の時間の過ごし方として、今まではウォーキえングと映画と読書でしたが、今年から大学などでの講演・講座を加えました。最初に立教大学に用があって行った時に、かなりたくさんの無料講座、それも一般社会人OKのものがあることを知り、それがやみつきとなり、今では毎週土曜日は予定が入り、アフター5や日曜日も予定が埋まっています。今日は午前中飯田橋ギンレイホールで映画「横道世之介」を鑑賞し、その後飯田橋から早稲田大学経由立教大学まで歩き午後3時から講演会。映画、ウォーキング、講演会と、充実した一日です。
今日の講演は旧約聖書関連で、全く知識がない上、興味もないものだったのでちんぷんかんぷん。それでも、こういう学問があることを知るだけでも得をしたのかも。
先週の日曜日、5月26日は、早稲田大学で「山本美香記念国際ジャーナリスト賞創設シンポジウム」という興味深いイベントがありました。
山本美香さんは、昨年シリア内戦を現地取材中、銃弾に倒れた女性ジャーナリスト。彼女と行動を共にした佐藤和孝氏が当時の生々しい状況を講演で語りました。その後に6名によるシンポジウム。
そこで話題になったのは、イラク戦争当時、日本の大手マスコミがすべて退去し、残ったのが佐藤さん、山本さんともうひとりのフリーランスの記者3人だけ。彼らが現地の様子を伝えただけだったとのこと。この現象が福島第一原発事故当時も出現したことに関して、批判の声が上がっていました。
戦場ジャーナリストは命をかけても取材すべきだ、などと言うつもりはありませんが、大手がこぞって逃げ出す姿は残念な自体でした。
当時言われたのが「自己責任」という言葉。何かあったら自己責任、こんな言葉がはびこるような時代だったのかと、今思うと不思議な時代だったんだなあと懐かしく思いますが、これは今でも生きている言葉でもあります。
今日はこの辺で。