都市計画なるもの

私にブログはすっかり開店休業状態。今月は1日に書いたきりで全く書いていませんでした。時間がないわけではないのですが、何故か書き込む気がしない。興味が別の所に移っているのも理由かも。
さて、その別というのが、自宅近くで持ち上がっている京王線の都市計画問題。先々週から8回に渉って都市計画案の説明会が実施されました。1年半前に素案の説明会があったのですが、全く同じ内容の計画案が行政から提示されました。20世紀の遺物とも思われる都内住宅地での高架による立体交差事業。私たち住民の有志は、いまどき高架?東日本大震災の教訓は何も反映しないの?高架が地域の環境に何の影響も及ぼさない?等々、何とか地下にしてほしいのですが、行政は全く聞く耳持たずの態度。住民が高架の危険性や環境悪化の可能性を盛んに質問するのですが、はぐらかした回答をするばかり。行政は、一度決めた計画は決して引っ込めないということがよくわかりました。
東日本大震災は、防災や環境に対する考え方、そして原発事故は、絶対安全神話の崩壊を示しました。
もちろん地下化が絶対安全とは言いませんが、少なくとも地上に比べればゆれは1/2以下といわれます。また、建設費も土地の買収費を考慮すれば、それほど差がないはず。にもかかわらずあくまで高架を貫き通すかたくなさ。更には、少子高齢化の進む中、乗客も減少している現実があるにもかかわらず、15年後に複々線化するというごまかし。8回の説明会に参加して、フラストレーションが増すばかりでした。
いずれにせよ、行政は説明会を実施して住民意見も聞き、一里塚を一つ越えたことは事実。これからどうしたら計画を変えられるか?緊急な対策が必要なのですが、決め手がないのが実情。誰かよいお知恵を。
今日はこの辺で。