ドラマリーディング「熱帯樹」

三島由紀夫作「熱帯樹」の朗読劇鑑賞。三軒茶屋のシアター・トラムという劇場では、たまに朗読劇をやっています。実際の演劇とは違うので、料金も1,000円とお安くなっています。今日観たのが(聴いたのが)三島由紀夫原作の「熱帯樹」。5人の役者さんがそれぞれの役を朗読で演じますが、演劇に見劣りしない迫力があります。確かに舞台設定はないのですが、実際に役者さんがしゃべる時は、その役者さんが前に出てきて、長い台詞を迫力満点に話します。その迫力たるや、さすがプロの役者さん。
「熱帯樹」という作品自体知りませんでしたが、家族の中での各自の葛藤や近親相愛を描いた三島らしい重厚な戯曲。私には少し難し過ぎる舞台でしたが、役者さんのプロ魂はよくわかりました。
今日はこの辺で。