百貨店業界が真冬の時代を通り越して、極寒の極地時代に移っている中、優良組みの伊勢丹も店舗閉鎖に動いています。吉祥寺の伊勢丹も、39年の歴史を3月14日に閉じるということで、今閉店セールを実施中。女房からその情報を聞き、二人で閉店セールに馳せ参上。
閉店はまだ2ヶ月先ですが、セールということでたくさんの人出。特に安価な製品のワゴンには人が群がっていました。
吉祥寺は都下では最も賑やかな街。それでも撤退せざるを得ないということは、不採算店なのでしょう。今の時代、銀座新宿でも生き残りが厳しい時代、地方でのデパートの生き残りの難しさを痛感します。
ユニクロが日本経済を更に悪くする、というような論文も出ていますが、日本人のお金の使い方の変化、価値観の変化はどこで終着を迎えるのか?
安かろう悪かろうの時代は確かになくなりつつあります。その中で、ブランドという目に見えない力がどこまで通用するのか?
二人で出かけましたが、結局何も買わずに帰ってきた私たち夫婦のような消費行動では、いつまでたっても景気はよくなりません。反省。
今日はこの辺で。