西川美和監督作品「ディア・ドクター」鑑賞。
７月の異動で長距離通勤がなくなり、再び金曜映画の日が復活！！！復活第一作として選んだのは「ディアドクター」「ゆれる」以来の西川美和作品。
老人ばかりになった過疎の村で医者をしているのが鶴塀ふんする偽医者。しかし、たとえ偽でも心で診療する偽医者。村にはなくてはならない存在でもあります。そんな心の通じる医者であるからこそ、患者の心を見抜き、その患者の願い通りにしたおかげで、逃げることに。
医者は免許ではないなあ、とつくづく思いました。
それにしても、原作・脚本・監督の西川美和の才能はどこまで無限大なのか？今回直木賞候補にもなり、小説家としてもその名を知らしめました。この映画も勿論標準以上。本当にこれからが楽しみです。ついでに言いますが、是非女優に挑戦してほしい美人でもあります。
もうひと言、助演の余貴美子がすばらしい味を出していました。今最も油が乗った女優さんでしょう。
今日はこの辺で。
