大不況の深い闇

連日、大企業の赤字決算予想と人員削減記事が新聞の一面を飾っています。ついこの間まで勝ち組として大手を振るっていた企業も、あたふたと人員削減に走っています。新聞に出るのは一部上場の大企業ですが、中小下請けはもっと大変な状況のはずです。どこまで行くのか?行き着く先があるのか?深い闇が続きます。
ほんの半年前までは、サブプライムローンの影響を過小評価していた経済評論家がほとんどでしたが、結局いまの世界経済を予測できるような優れた経済学者はいないということでしょう。
日本経済が経験したバブル崩壊とその後の失われた10年を教訓として、世界経済の状況を正確に予測できなかったのは残念です。アメリカの金融工学なる複雑怪奇な理論に太刀打ちできなかった日本の伝統的な経営も、今では遠い昔の残骸なのでしょうか?
今日はこの辺で。