東野圭吾「探偵倶楽部」

古本屋のBOOK・OFFに行くと、100円本コーナーがあります。100円ということは、あまり値打ちがない=あまり積極的な購読者がいない、ということなんでしょう。この100円本コーナーで東野圭吾の本を探すのですが、まずありません。それだけ人気作家ということなのでしょう。
吉祥寺のBOOK・OFFで見つけたのが「探偵倶楽部」。東野に駄作はない、の通り、やっぱり引き込まれます。何気ない短編のようで、そこには必ず落ちやどんでん返しが用意されています。10年以上前の作品ですが、彼の才能は衰えることを知りません。ただし、「容疑者Xの献身」で直木賞を取ってしまったために、創作意欲が衰えなければいいのですが。
今日はこの辺で。