東野圭吾「夜明けの街で」

今年もいよいよ明日が仕事納め。6月までは楽な通勤でしたが、7月からは遠距離通勤となり、起床時刻も1時間早くなる生活。普通であれば少しは体重も減ってもいいのですが、ここのところ確実に1kg増えてしまいました。来年こそは原料だ!!!
東野圭吾の新作「夜明けの街で」読了。東野としては駄作の部類に入る作品かもしれません。僕こと渡部は37歳の会社員で、奥さんと幼稚園の女の子と3人暮らし。しかし、派遣できた魅力的な女性とちょっとした縁で親しくなり、奥さんとの離婚を考えるようになる・・・・と言ったストーリーの中で、どうにもはっきりしない男の狡さが語られます。そして中途半端な僕の決心は最後まで続き、相手の女性に関わる過去の殺人事件が絡み合うため、サスペンスとしての面白みも半減しています。
浮気をする男のどっちつかずのずるい思考だけはよく理解できましたが。
今日はこの辺で。