フランス大統領選

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フランス大統領選の決戦投票の結果、サルコジ氏が次期大統領に当選した。ヨーロッパ各国のリーダーを選ぶ選挙は日本ではあまり関心がもたれないのですが、何故かフランスの大統領選挙は日本でも話題に上ります。シラク大統領が親日派で、日本とフランスの関係が良くなったこともありますが、やはりフランスがヨーロッパの中心という意識が日本にもあるのでしょうか。それともう一つは、フランス料理に代表されるように、フランスの文化が他のヨーロッパ諸国に比べて日本になじみが深いからかもしれません。
サルコジ候補は週35時間労働を批判し、米英型の競争社会を実現し、フランス経済を競争力のあるものに変革しようという政策を掲げていました。それに反して、ロワイヤル候補はヨーロッパ型の福祉社会をさらに進めることを政策に掲げていました。票差は180万票の小差。フランス国民も随分迷ったことでしょう。
サルコジ氏が当選したことにより、これからフランスがどういう風に変わって行くかは分かりませんが、強いフランスが復活するのか?
遠い日本から見守ることにしましょう。
今日はこの辺で。