土佐の高知は

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ゴールデンウィークの前半を利用して、四国は高知を訪問。大阪在住の6年間に香川、徳島、それ以前に愛媛には行っていましたが、高知県へはまだ行っていませんでした。そこで思い切ってこの機会にと思い立ちましたが、ネットで検索した深夜バスは一杯。ところが電話してみると空いていました。早速4月30日夜新宿出発、5月2日夜高知出発のバスを予約して旅立ちました。ただし、連休ということでバスは増発便のため、トイレなしの観光バスタイプ。そうでなくても肩や首が痛くなるのに、狭いバスで隣に人がいるとなると、足も伸ばせず眠れたものではありません。これは失敗かな?と思いましたが既に遅し。我慢して12時間耐えなければなりません。幸い2時間おきぐらいにPAにトイレ休憩があったので、全ての休憩場所でバスから降りて体をほぐすための運動を行い、何とか乗り切ったのでした。
新宿を夜の8時に出発して高知到着が朝の8時ちょっと前。よく耐えました。すぐに土讃線に乗り窪川経由で江川崎へ。高知到着時は凄い雨でしたが、江川崎へ到着する頃はすっかり天気になっており、晴男の面目躍如?でした。江川崎に何かがあるわけではなく、ただ清流四万十川があるだけ。雨上がりで若干透明度は落ちていたようですが、それでも美しい川。周りの景色と合わせて、一見の価値ありでした。何か食べようと思っても、気のきいた食堂などありません。お腹も空いていなかったのでパンを買って川バスに乗車。バスは四万十川沿いの狭い道路を下っていきます。途中に数箇所の休憩停車を含んで約1.5時間の乗車で中村駅到着。バスから四万十川の流れを満喫しました。途中にいくつかある沈下橋は橋の路面に欄干がなく、私のように高いところが苦手な人間にはとても怖い橋です。沈下橋が実際に沈下する光景も見たいものです。
中村到着後ホテルに荷物を預け四万十川の川岸へ。四万十川の河原の石はそれはきれいなもので、いくつか拾ってきました。女房にはこれが良いお土産になるかも?と思いながらきれいな石を探しました。
その後中村城跡から市内を一望してホテルへ。ホテルでは夕食がないため夜街へ食事に出ました。お店は「たにぐち」という料理屋さん。結構混んでいましたがカウンターが空いておりそこで寂しく一人で一杯。四万十名物のあおそのてんぷら、川えびのから揚げ、ごりのから揚げ、かつおのたたきをいただき、ビール、焼酎といつものペースで飲んでお腹一杯に。大変いいお味でした。
翌日は9時過ぎの列車で高知に向かい、11時着。すぐに桂浜へのバスを探し、はりまや橋から乗車して12時30分着。坂本竜馬像を見て浜辺を歩き、13時から闘犬を観賞。闘犬は見ていて犬がかわいそうになるくらい真剣な戦いでした。かつおのたたき定食を食して高知へ逆戻り。高知はさすがに賑やかなところ。先ずは路面電車高知城へ。高知城は日本に13ある江戸時代以前のお城の一つ。やっぱり風格があります。また、高知は坂本竜馬をはじめ中岡慎太郎板垣退助岩崎弥太郎幸徳秋水など、幕末から明治にかけての著名人を輩出した土地柄でもあり、何か人間を育てる雰囲気を感じます。そんな高知を満喫して最後は「ひろめ広場」で一杯。あまりたくさん飲むとバスで大変なので2杯で切り上げ丁度いい時間。高知駅に戻り、無事帰りのバスに乗車。帰りのバスも狭くよく眠れませんでしたが、連休に一つの良い思い出が出来て正解でした。
今日はこの辺で。