よく動いた1週間

通常はほとんど机上業務が多いのですが、今週はある業務でよく動きました。これが業務といってよいかどうかは微妙なところですが、売上には一切結びつかないことなので、本来の業務とは言えない隙間業務です。どんな業務かは述べませんが、普段お付き合いのある会社さんに伺ってお願いをしました。こうした会社訪問で経営者の方などと話をする中で、どなたも景気のいい話をする方はいませんでした。政府は戦後最長の景気拡大期間を更新した、などというしらけたことを言っていますが、誰もそんな実感を持っている方はいません。
確かに人手不足感だけは皆さん口にします。しかし、それに見合った収入がついてきていないのです。したがって、その繁忙間のしわ寄せは現在の社員が追うことになるか、下請があればその下請に行くことになります。今までは景気拡大期には必ず労務費、賃金の上昇が伴っていましたが、今はそれが伴わず、逆に下げざるを得ないような状況です。政府の統計でもそれは明らかです。にもかかわらず、景気拡大が続いている、と言う表現を使っている政府はこれを訂正すべきです。
今日はこの辺で。