知事の犯罪と知事選挙

ここのところ知事の犯罪、具体的には談合への関与により逮捕または逮捕予定の事件が多い。福島県の佐藤知事(旧の方)、和歌山の木村知事、そして宮崎の安藤知事。いずれも選挙資金を作るため、または選挙で世話になったための犯罪行為である。知事選のシステムをよく知らないので何とも言えませんが、そんなにお金がかかるものなのか?もしそんなにお金がかかるんであれば、どんなに人格者でも、またどんなに行政能力があっても、おいそれとは立候補できないのが知事選と言うことになります。
知事の給与はせいぜい2~3千万円でしょう。もし1期で終われば退職金も大したことはないと思います。元を稼ぐにはやっぱり多選しなければなりません。しかし、4年毎に選挙相手として強敵が現れることもあります。そうするとどうしても心強い見方=お金=各界業界団体や企業を求めることになります。そこに自然にもたれあい体質が生まれることになるのは容易に想像できます。こうした呪縛を解くためには、何らかの知事選の改革が必要になりますが、選挙制度がある限りは難しいでしょう。
昔は知事は任命制だったのですが、行政を行う者は任命制でもおかしくは内容に思うのですが、いかがでしょう。
今日はこの辺で。