谷垣さんの訴え

昨日に引き続いて自民党総裁選について。
今日帰宅途中の新宿西口で、谷口さんが街頭演説していました。谷垣さんは小泉内閣財務大臣を結構長くやっていましたが、政策はどちらかというと反小泉。今回の総裁選でも消費税増税をはっきり訴え、また靖国参拝もきっぱり否定して、どちらかといえば分かりやすい政策を訴えています。しかし、残念ながら選挙結果は最初から分かっているようなもの。だからこそ増税を訴えているのかどうかわかりませんが、今に日本には増税論者が必要かもしれません。
かつて消費税増税を訴えた人はことごとく選挙に敗退し、政権の座を退いています。ただ、その増税を行ったからこそ、後の世の中のためになっていることを我々は自覚しなければなりません。
さて、谷垣さんで思い出すのは、「加藤の乱」の際、親分の加藤紘一をいさめていた姿を思い出します。悔し涙を流す加藤を叱咤激励するようにいさめていた姿は、いまだに鮮明に覚えています。あの時思ったのは、加藤は首相の器ではないことと、谷垣がいずれは首相候補になるのではないかということです。今回の立候補で候補にはなりましたが、今回が最後か、それともまだチャンスがあるのか?
安倍新首相の舵取り次第でその可能性が出てくるかもしれません。そのときを期待しましょう。
今日はこの辺で。