JR自己から1年

昨日の衆議員千葉補選、何と26歳の最年少女性議員が誕生してしまいました。民主党候補と決まったのは逆風真っ盛りのときで、本人もほとんど期待はしていなかったはずです。それが、前原代表の辞任、永田議員の辞職で一応けじめがつき、そして党首選で民主党に風が吹き、小沢代表への期待もこめて、あれよあれよという間に選挙戦が終わり、あけてびっくり玉手箱のごとく当選してしまいました。昨年は大量の自民党新人議員が誕生し、小泉チルドレンと呼ばれましたが、今回の太田さんはさしずめ小沢チルドレン第1号と呼んでもよいのではないでしょうか。
しかし、候補者は全く違う経歴の持ち主。乱暴な言い方をすればキャリアは雲泥の差、月とスッポンの違いです。片や東大-経済産業省のキャリア官僚、一方は高卒の会社員-不動産管理会社社長(若くして社長と言うのは少し首を傾げますが)しかもキャバクラ経験ありの不思議な経歴の持ち主。選挙はやっぱり何が起こるかわかりません。
私の分析ですが、〔閏臈泙凌径寮に風が吹く⊆民党がこれ以上増えてもしょうがないと言う有権者の気持ち8?静沺畫浪然慍颪真剣に選挙に取り組まなかった、と言う3点に要約されるかと考えます。
さて、今日は山手線はじめ池袋から渋谷にかけてのJRの動脈がストップするトラブルで大混乱があったとのこと。明日が丁度JR福知山線の事故から1周年になるのですが、「あの事故を忘れるなよ」と亡くなった方たちが叫んだかのようなトラブルの発生でした。100名以上の死者を出した大惨事も、1年も経つと風化してきます。しかし、肉親を無くした人、怪我をした人、そしてPTSDで今なお苦しんでいる人がたくさんいることを私たちは忘れてはいけません。JR西日本との損害賠償交渉も未だ進んでいないことも痛手を大きくしていると思います。被害者の方の一日も早い回復を祈らずに入られません。
今日はこの辺で。