不思議な町秋葉原

土曜日夜のTBSテレビ、ブロードキャスターで、秋葉原の特集のようなものをやっていたことから、昨日息子と御茶ノ水に行ったついでに秋葉原によって来ました。駅前のかつて市場だった空き地が再開発され、高層ビルが立ち並ぶ街になりましたが、歩行者天国の大通りの街並みは変わりません。しかし、その大通りで繰り広げられているパフォーマンスは、正にテレビでやっていたとおりの光景でした。「メイド喫茶」なる飲食店が繁盛しているとのことでしたが、通りそのものがメイド喫茶のように、メイドの格好をした女の子であふれていました。彼女たちは、何のためらいもない様子で写真撮影に応じ、一種異様なパフォーマンスを繰り広げているのです。更にアイドルを目指す女の子がみんなにお前で歌っています。そして彼女たちを取り囲むのは、オタクなのか、マニアなのか、はたまた普通のおにいさんなのかは分かりませんが、たくさんの男たちです。
電車男」のヒット以来、秋葉系のオタクの世間でのイメージが良くなったとかで、秋葉原が女性にも受け入れられてきているようですが、やっぱり圧倒的に多いのは男たちです。
秋葉原がどうしてこんなにも受けるのか?電気雑貨の街→家電の街→パソコンの街→IT先進の街→オタクの街→メイドの街。こんなに単純な変遷ではないでしょうが、とっても不思議な街です。北隣には上野・御徒町、南隣には神田・日本橋といった、どちらかというと古くてドンくさい街があるのに、秋葉原だけ若さにあふれているようです。東京という大都会だからこその出来上がる街の風景なのでしょう。
今日はこの辺で。