政局について

永田議員のメール事件も何とか収束に向かいそうです。そんな中、たまたま中川秀直自民党政調会長の講演会に参加する機会に恵まれたため、本日いって来ました。会場は1,000人以上の聴衆で超満員。小泉改革の片腕の一人として発言力を増している人でもあり、たくさんの人が来ていました。ただ、いざ公演が始まりますと、特別変わったことをしゃべるでなく、甚だ常識的なことしか聞けず、がっかりしました。こんな感想を持ったのは私だけではないでしょう。国会開会中でもあり、なかなか突飛なことも言えないのは分かりますが、集まった聴衆に何らかのインパクトを与える内容がほしかったと思います。
最後に代表者が質問に立ち、9月の総裁選について聞きました。その回答も正に小泉さんと同じ。一つには改革推進者、二つには国民の選ぶ人。国民の選ぶ人とは、自民党員の党員選挙を言っているようです。統計論的にも党員100万人の選挙結果=国民世論の結果は私も賛成するところであります。是非、党員選挙を実施してもらいたいと思います。
それにしても、小泉さんの後は誰がやっても大変だろうと思います。少なくとも小泉さんは官僚の言うままにならない「芯」があったことは事実であり、後継もそれを必ず求められるからです。
今日はこの辺で。