川柳の発想

第一生命が毎年やっているサラリーマン川柳のベスト100が発表されました。これを見るたびに、皆さんよくこんな面白い川柳が思い浮かぶなあー、といつも感心させられます。私もたまに女房や子供の前でシャレを言っていますが、その度に2人から嘲笑を買っています。私にはつくづくユーモアのセンスがないのだなあと自覚します。ですから、これらの時代にあった楽しい川柳を思い浮かぶ人を尊敬してしまいます。
さて、今年のベスト100の中にも、―秧茲望个┐襪發劉△錣身につまされるもの時代を言い当てているもの、などなど、個性豊かなものがあります。回転寿司を皮肉った「銀色の 皿はまずいと 子に教え」などは、まさにみんながよく感じ入るところでしょう。一方、私がこのブログを開設する前に思っていたそのもの図張りが、「ブログって インターネットの 付録なの」。うちのも猫が一時6匹ほどいたのですが、「散発代 俺は千円 犬一万」は、現在のペットブームをうまく皮肉っています。
そして私が一番どきりとしたのが「妻の感 GPSより 精度よし」です。先週の金曜日のことですが、夕方に電話で「今日は遅くなる」と連絡しました。通常であれば遅くなるということは、帰りに誰かと飲んで帰ると同意語なんですが、私が帰宅すると、女房は「今日は映画を見てきたの」と言い当てました。今日も帰りに袋を提げて帰ってきたら「らっきょう買ってきたの」とドンぴしゃりと言い当てるのです。何のヒントもないのですが、最近の私の動向等を察知して言い当てているとのこと。これでは、本当にやばいことはできないと、つくづく思う次第です。勿論何もやばいことはしていませんが。
今日はこの辺で。